サッカーの選手が日本代表に選ばれるかどうかという頃、よく「Jリーグの試合で活躍してアピールしたい」と言っています。どんなに実力があっても、それが目立たなければ、あるいは目を引かなければ、限られた枠の代表には選んでもらえないからでしょう。
サッカーに限らず、野球でも水泳でもスポーツの世界ではよく聞く言葉です。演劇や舞踊の世界、芸能界でもそうでしょう。勝負の世界は競争も激しく厳しいと思いますが、アピールできて表舞台に立てれば、たいそう華やかな世界です。
表に出て活躍している人は、意外にも人見知りや内気などの苦手克服のために何か始めたという人が多いようです。しかし一度その水を飲んだらその味が忘れられなくて、一度は引退してもなかなか引っ込んでいるのが難しくなるとききました。
大変な努力をしてアピールする人もいれば、とくに何もしなくても、本人の願望とか意志とは別に、稀少なるがゆえにもてはやされる人もいます。おそらく稀少であるという時点で選抜が済んでいるということでしょう。
おそろしく残酷なことは、そういう人が努力の人よりいい仕事をしたり、成功をおさめるということがあるということです。
色の世界でいえば、なんといっても稀少で貴重なのは白でしょう。白という色は、原色ではないのに大変目立ちます。そして華やかです。おそらく黒といい勝負でしょう。特に服装では、はっと目を引きます。また、花も白い花は珍しく、小さくても目立ち、それだけで愛でられます。
白や黒は自らアピールしているのでしょうか? しかし、白と黒は勝負の色ですね。
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