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        月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》

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                          2001.05.16号
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◆もくじ
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 ◇今月のおすすめ 『白茶』
 ◇コラム 『ラジオ』
 ◇編集後記

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◆今月のおすすめ 『白茶』
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お祝のお茶です。
ガラスを茶器にして、ゆっくりと葉の形も楽しみながら淹れてください。

中国茶.com『白茶』商品紹介ページ
http://www.chugoku-cha.com/bai/

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◆コラム 『ラジオ』
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我が家の朝は、紅茶とラジオではじまります。テレビは地震や大事故が
あったとき、またはサッカーや大リーグの中継があるときを除いて、昼
間はほとんどつけません。
朝のラジオは、ニュースや天気予報、交通情報などが聞けて役に立ちま
すし、お茶を飲みながら、また今日一日の予定を確認しながら聞けます。

小さなお茶のお店には、古いトランジスタラジオを置いています。トラ
ンジスタラジオにしては大きいものです。電源のプラグが不安定なので、
痛々しくもワイヤで固定してあります。店を開くときに、何か音が欲し
いと思って、しまってあった(というより捨てられないでとってあった)
ものを持ってきました。

なにしろ古いものなので、ボリュームの調節が難しく、オンにしたばか
りがとても大きな音なので、そこをすばやく通り越して真ん中をすぎて
ちょっと戻すとちょうどいいという、やっかいなものです。どのチャン
ネルも良く入るというわけでもなく、あまり自由に選択はできません。
いい音でもないので、お客様が来ると消します。

音もカッコもよくないので、亭主にほどよいオーディオシステムがほし
いと頼みました。でも、昔オーディオを仕事にしていた人に頼んだのが
間違いでした。秋葉原に行ったものの、市販されているミニコンポに碌
なものはないと、スピーカーを手作りしはじめました。たまたま一緒に
作ろうという奇特な大工さんがそばにいたものですから、気合いが入り
すぎて、できたのは太鼓のような大きなスピーカーでした。

そしてその後、真空管のアンプも入ったりして、店は半分オーディオ
ルームとなってしまいました。結局ラジオは、いまだにトランジスタの
ままで、苦労しながらかけています。

ラジオを聴いていて残念なのは、以前はあった長時間の音楽番組が少な
くなくなってしまったことです。人も放送局も気が短くなってしまった
のでしょうか。テレビは専門のチャンネルが増えているのに。ラジオの
方が先にそうなると思っていた私の予測は外れました。多分ラジオでは
なく、自分の好きな音楽CDを好きに編集して連続してかける方を多くの
人が選んでいるのでしょう。

昔、外国によくいっていた頃、特にテレビなど置いてないヨーロッパの
国々で、ホテルに着いてラジオのスイッチを入れるのは楽しみでした。
音楽だけのチャンネルがあって、とても落ち着いてゆったりとしたもの
です。ニュースを読んでいるアナウンサーの声は、理解できない言葉で
も(むしろ理解できないから)そのまま、まるで音楽のように聞こえま
した。

ラジオでは人は声だけで勝負しています。訓練された声は聴いていて心
地よく嬉しいものです。声から勝手にこんな体格のこんな顔の人と想像
していて、これが楽しいのですが、たまたま新聞に写真が出たり、テレ
ビに出演しているところを見てしまうと、私の想像とは似ても似つかな
い人が写っていることが多いのでびっくりします。

電話でもそうでした。どうも私は声に弱く、声のいい人は良い人と思っ
てしまっていました。あったことのない人の声にどきどきしてしまった
りして。さすがにこの思い込みは実際に会ってその人を知ってみるとあ
まりに違いすぎたので、今ではダマされません。

それでもいい声は好きです。ダマされているかも知れないけれど、ラジ
オで聴いている限りでは害はないので楽しんでいます。私が子供の頃は
まだテレビがなくて、子供向けのラジオドラマは楽しみでした。ラジオ
の置いてある部屋で、兄弟姉妹そろって座って聞きました。声だけのド
ラマは聞く人それぞれの想像力で作り上げるから、今思うときっと、そ
れぞれの微妙に違う世界だったのでしょう。

物語や小説でも、読んでいるときには十分に自分で楽しんでいるのに、
あとで映画化されると、「えー、そんなイメージだったの、そういう人
物や景色なの?」と思うことが多くて、それまで描いていた世界を壊さ
れてがっかりしたり、自分のあまりの見当違いや、乏しい想像力に泣き
たくなることもあります。

人がそれぞれ違う想像力を持っているということは、ちょっと怖くなる
ときもあります。時に違いが強調されると、世の中生きて行くのが大変
ということになりますが、原則、多様性があるほうが人生を豊かにして
くれて退屈しないという点で、私はいいと思います。

かつて深夜のラジオ番組は若者のための番組でしたが、この頃は、私の
母もそうですが、眠れない夜に、案外お年寄が深夜ラジオを聞いている
ようです。家族と一緒にではなく一人で、そしてテレビの映像と違い、
耳だけで聞けるというのがいいのだと思います。

ラジオは、白黒の写真のように、これからもきっと聞く人それぞれの想
像力を養いながら、必要とされていくことと思います。店のトランジス
タラジオがいつまで現役でいてくれるかわかりませんが、ここまで来たら、
ずっとずっと頑張ってほしいと願っています。

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◆編集後記
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残念ながらジュビロ磐田が連勝を阻止されました。相手がエスパルスだ
から許します。でも優勝は絶対に渡しませんぞ!!
                             (KAORU)

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   月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》 2001.05.16発行号
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◇責任編集 森 かおる
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