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月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》
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2002.06.19号
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◆もくじ
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◇今月のおすすめ 『鳳凰単叢黄枝香』
◇コラム 『それは味噌じゃない』
◇編集後記
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◆今月のおすすめ 『青茶 鳳凰単叢黄枝香』
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琥珀色の水色で、フルーティーな香りの鳳凰単叢は、湿度の高い梅雨時
にぴったりのお茶です。上品な渋みで、余韻があります。
中国茶.com 鳳凰単叢黄枝香紹介ページ
http://www.chugoku-cha.com/jin/zhi_xiang.html
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◆コラム 『それは味噌じゃない』
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塩や醤油はなんとか気に入ったものが手に入るようになったけれど、味
噌は本当にいろいろあって、選ぶのが難しいという話をしたら、知り合
いのFさんが「自分で作ればいいのに。香りも味も、ぜったいに手前味
噌にかなう味噌はないわよ」とおっしゃいます。
大変に忙しい方なのに、食の大切さをよくご存知で、毎年、家族分の味
噌を作っていらっしゃいます。簡単にできるとはいわれたものの、時間
がなくてとか言っていたら、ある日、亭主が用事でお家に伺った帰りに、
瓶に入った味噌をいただいてきました。
瓶には味噌がラップで覆われて、その上に二重のビニール袋にはいった
塩が置いてありました。作る時に使った塩を取り出し忘れたのだと思い、
次にうちにいらした時に、お礼を言いながら、塩はお返ししますという
と、「あら、いいのよ。あれは重し代わりの捨て塩で、安いものだから」
とおっしゃいます。
「そうですか、でも瓶は新品みたいですけど、わざわざ買ってくれたん
ですか」と聞いたら、「気にしないで、食べ終わってから返してもらえ
ばいいわよ」とおっしゃるので、「では遠慮なく」ということで、手作
りの味噌がわが家にやってきました。
とてもフレッシュな白糀味噌で、塩味はしっかりしているけれどやわら
かく、おいしくて、味噌汁に、味噌煮に、酢味噌にと楽しみました。
さて残りも少なくなったので、タッパーに移して、そろそろ瓶はお返し
しようと洗って、手提げ袋に入れて用意しておきました。Fさんがうち
に寄ってくださった時にお渡ししようとしたのですが、その時はお忙し
くて時間がなく、おまけに荷物が多すぎて持てないから、また今度、と
いうことで、それまで預かっておくことになりました。
それから3週間ほどして、先日来てくださったので、「今日は瓶は持て
ますか?」とお聞きしたら、大丈夫とのこと。いそいそと手提げ袋を持
ってきて、「ありがとうございました。冷蔵庫に入れた残りも・・・」
「えー!!!!!? 冷蔵庫に入れたの!!!!! 絶対に冷蔵庫に入
れちゃダメだってー!!!!!」
私は「冷蔵庫に入れたら、またひと味違う味になっておいしいですね」
と言おうとしたのですが、、、、、
Fさんのあまりの絶叫ぶりに戸惑いながらも、亭主と顔を見合わせて言
いました。「ええ、それは聞いてましたが、でも残りも少なくなったし、
この季節だから・・・」
「少なくなった?????」
「ええ、おかげさまで、おいしくいただきまして、、、」
「食べたーっ!!!!!」
Fさんは、ショックのあまりに、それ以上もう息もできない、声もでな
い様子です。こちらはただ目を白黒させるばかり。
やっとふり絞って声を出して、本当は拳を振り上げてテーブルか床を
ドンドンと叩きたいといった感じで、「あれはまだ味噌じゃないのよー!
これから味噌になるのよー!!!」
やっと何事が起きたのかわかりました。まさか、まさかのことをやって
しまいました。
そーいえば、壷を返すと言った時、「えー、移したの?」とちょっと意
外な顔をされましたが・・・
そーいえば、分けていただくにしては、瓶入りだし、たくさんだったけ
ど・・・
そーいえば、糀の強い白い味噌だなと思ったけど・・・
味噌は大豆と糀と食塩を混ぜ合わせて、発酵熟成させてつくりますが、
Fさんがくださったのは、その混ぜ合わせたものだったのです。これを
なんと、わが家では完成品と思い込んで、発酵熟成させる前に、食べて
しまったのです。
がっくりしたFさんは泣きそうな顔になってしまいました。「でも、お
いしかったですよ」と言うと、「それは、大豆もいい大豆だし、糀もい
い糀だし、塩もいい塩だから、、、、、まずくはないでしょうが。でも、
でも、それは味噌じゃないのよ。秋になって出来上がった味噌の、最高
にいい香りと味を体験してほしかったのに・・・・・」
ごめんなさい、Fさん。でも、本当においしかったし、この春の引越を
倒れもせずにできたのは、お茶とあの原料味噌(糀パワーとでもいうの
でしょうか)のおかげではないかと思って、感謝しています。
しかし、わが家族以外に、これまでに、こんな体験をした人はいるので
しょうか?
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◆編集後記
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とうとう日本代表は負けてしまいました。残念。でもW杯はすばらしい。
楽しい6月です。
(KAORU)
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月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》 2002.06.19発行号
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◇責任編集 森 かおる
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