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        月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》

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                          2002.08.21号

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◆もくじ
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 ◇今月のおすすめ 『祁門毛峰』
 ◇コラム 『百日紅(さるすべり)』
 ◇編集後記

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◆今月のおすすめ 『祁門毛峰』
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「赤ウーロン」とも言われる紅茶です。
残暑が続くとはいえ、少し秋の気配も出てきました。
渋みや苦味がほとんどない飲みやすいお茶です。
ストレートでお楽しみください。

中国茶.com 祁門毛峰紹介ページ(↓)
 http://www.chugoku-cha.com/hong/qi_maofeng.html

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◆コラム 『百日紅(さるすべり)』
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わが家の小さな庭に一本百日紅が植わっていて、この暑い夏ずっと目を
楽しませてくれています。毎朝雨戸をあけると淡紅色の花が目に入ります。
下には散った花びらが少し落ちています。

春に引越して、大好きな蝋梅も移植したのですが、時期が悪かったらし
く半分枯れてしまいました。なんとか生き延びてくれるといいのですが。
ちょっと残念に思っていたところなので、愛でる花木があって、なんだ

か嬉しくなりました。

夏の花といって何を思いますか?朝顔とか向日葵とか思う方も多いと思
いますが、夏の花として百日紅は、夾竹桃と並ぶ代表的な花だそうです。
たしかに夾竹桃はときに恐ろしいくらいに、夏の勢いを感じさせる花です。

私は百日紅の方が好きです。花も好きですが、「さるすべり」と言われ
るそのなめらかな、つやのある木肌の方が好きなのかも知れません。
花がない時でも好きですから。

「さるすべり」と言う名前がおもしろくて子供の頃、すぐに覚えた花の
一つだと思います。本当に猿は滑って落ちるのかしら?と不思議に思っ
たはずです。不思議に思っても、そこから確かめるまでは眠れないとい
う風にはならなかったので、学者にはなれませんでしたが。

ただ漢字の「百日紅」とはなかなか結びつきませんでした。7月から9
月までの長い間、紅色の花を咲かせるのでついた名前らしいのですが、
子供の頃は百日なんて長い単位は馴染みにならなかったのでしょう。
しかし、漢字だけではどう読んだって百日紅をさるすべりとは読めませ
ん。ここが植物や動物の名前の難しいところです。

紅色といっても、庭の百日紅は淡い紅色です。ご近所で見なれてきた花
も淡紅色でしたが、私の子供の頃の記憶では、もっと濃い紅色だったよ
うな気がします。地域によって違うのかも知れません。ただ単に記憶違
いかも知れませんが、大人になって改めて花を見たとき、あら、こんな
に淡い色だったかしら、と思った記憶はあります。

白花もあるようなのですが、それはまだ見たことがありません。ぜひ見
てみたいと思います。というのも、百日紅は花弁がクレープのように縮
れていることから、英名を Crape Myrtle (クレープ・マートル)とい
うのですが、白花はさぞきれいだろうと思うからです。

普通のマートル(Commonn Myrtle )は、白い花です。このマートルまた
はミルトスと呼ばれるこの花も魅力的な花です。古代ギリシャ人がヴィ
ーナスの神木とみなし、聖書には勝利を象徴する花ミルトスとして出て
きます。私はまだ、写真でしか見たことがありませんが、なるほどと思
わせる花です。

和名を「銀梅花(ぎんばいか)」といい、芳香があるので「銀香梅(ぎ
んこうばい)」とも呼ばれているそうです。どちらもいい名前です。
「祝いの木」というすてきな別名もあるようです。

スペインのグラナダに有名なアルハンブラ宮殿があり、いらした方も多
いと思いますが、ここに「天人花(てんにんか)のパティオ」というの
があります。この天人花がミルテとも呼ばれるマートルです。私は行っ
たことがないのでわかりませんが、実際に天人花が植えられているとし
たら、花の咲く季節はさぞすばらしいだろうなと思います。

百日紅に戻ります。日本でもそこそこ大きな木になりますが、中国・イ
ンドが原産地とのことなので、茶の木と同様に、巨樹というような木が
あるのかもしれません。大きな木は好きです。

中国では猿に茶を摘ませたという話がありますが、こんなに高くて大きて、
木肌がつるつるだったら、きっと猿は滑るな、なるほど「さるすべり」
と言うのも頷けるな、と思えるような巨樹がありそうです。想像すると
楽しくなります。

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◆編集後記
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最終節は事情があってマリノス・エスパルス戦をテレビ観戦しましたが、
ジュビロがぎりぎりで優勝しました。完全優勝をめざしましょう。
                             (KAORU)

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   月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》 2002.08.21発行号
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◇責任編集 森 かおる
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