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        月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》

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                          2003.01.15号

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◆もくじ
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 ◇今月のおすすめ 『茉莉花茶』
 ◇コラム 『怪我の巧妙』
 ◇編集後記

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◆今月のおすすめ 『茉莉花茶』
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緑茶に、朝咲き始めるときの一番いい茉莉花の香りを、ていねいに
6回以上くりかえして移してあります。年のはじめにお薦めします。

中国茶.com 紹介ページ(↓)
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◆コラム 『怪我の巧妙』
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小豆が好きで、たまにですが、ただ砂糖で甘味を加えただけの善哉のよ
うなものを、作る時には鍋いっぱい作ります。作り立ては熱いままでい
ただき、その後は冷蔵庫に入れておき、毎夕食後に、献立に関わらずデ
ザートとして食べます。

前回作った時は梅雨の頃でした。まだストーブがいらない時期だったの
で、ガス台で作りましたが、鍋はそれまでのステンレスからセラミック
の土鍋になりました。というよりも、セラミックの土鍋を手に入れたの
で、これで小豆を煮たらおいしいだろうと作ったようなわけです。

それは確かに違いました。ステンレスの鍋で作った時だっておいしいと
思って食べていたのですが、セラミック土鍋はもっと豆がふっくらとで
きました。冷蔵庫で冷やした小豆は、甘味が薄く寒天の衣を纏ったような
なめらかさになり、本当に口当たりの良いおいしいお食後になりました。

うちではずっとご飯を圧力鍋で炊いてきていたのですが、ゴムパッキン
がゆるくなってしまい、取り替えるか買い替えるかどうしようかという
とき、米は土鍋で炊いたらおいしいだろうと買った土鍋がセラミックで
した。

これがセラミック土鍋とのおつきあいのはじまりで、その後、お茶のお
湯を沸かす土瓶を手に入れることになるのですが、形が東坡提梁という、
昔の中国の文人茶人の蘇東坡が考案したものだったので珍しくて買った
のですが、これがたまたまセラミック土瓶でした。冷めにくくて泡立ち
も良くて、今では欠かせない茶道具になりました。

さて、そのセラミック土鍋で米を炊くのにあたり、最初はお粥を炊くよ
うに注意して様子を見ながら炊いたのですが、使っているうちにどうや
ら水加減を少し多めにすれば圧力鍋とほとんど同じ炊き方でいいことが
わかってきました。

今回は寒くなって、台所に新しいストーブを買いました。これが上のホ
ーローの蓋の真中がはずれるようになっていて、まさに調理用のストー
ブになるという物です。圧力鍋と同じ使い方ができるとわかったので、
骨付き肉でスープを作ったり、スジ肉やバラ肉のかたまりをを柔らかく
煮たりといろいろやっていますが、これでぜひ小豆を煮てみたいと思っ
ていました。

いよいよ作るチャンスがやってきました。毎年、お正月の鏡開きの時に
小豆を煮て、お汁粉や善哉をつくります。ことこと煮るつもりでストー
ブに載せて、傍に付き添って見守るつもりだったのですが、お客様がい
らっしゃいました。ちょっと気になりましたが、でも水がいっぱい入れ
てあるから大丈夫でしょうと思って席を外しました。

30分位のつもりがつい話が弾んでしまい一時間ほどたっていました。
豆のいいにおいがしてきて、ちょっと様子を見てみようと台所に行って
鍋の蓋をとったら、豆の丸い粒がきれいに盛り上がっていました。

「わー、焦がしたか!」とあわててストーブから外して確かめました。
なんとか焦げはまぬがれていましたが、豆がずいぶんと柔らかくなって
いました。おいしいことはおいしいけれど柔らかすぎる小豆ができまし
た。あーあ、もう少し早く様子を見ればよかったと後悔しました。次回
こそは気をつけて作ろうとと思いながら、熱い善哉を食べました。

ところが、冷めるまでそのままおいておいて、冷蔵庫に入れるためにタ
ッパーに移そうとしたら、かなり水分が飛んでいると感じました。それ
でも豆は柔らかかったのですが、次の日、冷蔵庫からとりだしてお食後
に食べてみたら、なんと豆の粒がしっかりしているのです。

ご飯を炊く時に、炊きたては柔らかすぎると思う位の水加減が、火を止
め蒸らして食べるころにはちょうどよい硬さになり、炊き立てにちょう
どいい位だと、かたご飯になってしまうということが分かっていました
が、まさに豆でも同じことがおきました。

ずっと傍についていてちょうどいい柔らかさだと思った時にストーブか
ら下ろしていたら、今頃はかたーい善哉を我慢して食べているか、作り
直して変なものになってしまっていたか、どちらかでした。なにしろ一
度に鍋いっぱい作るので、失敗したら悲劇です。

でも、というわけで、怪我の巧妙というのでしょうか、おかげさまでハ
ッピーエンドになりました。

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◆編集後記
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元日は天皇杯をあまり期待しないで観に行ったのですが、なんと京都が
やってくれました。
                             (KAORU)

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   月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》 03.01.15発行号
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◇発行   中国茶.com
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◇責任編集 森 かおる
    ご意見・ご感想はinfo@chugoku-cha.comまでお願いします。

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