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        月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》

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                          2003.02.19号

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◆もくじ
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 ◇今月のおすすめ 『英徳金毫』
 ◇コラム 『宜興の茶器』
 ◇編集後記

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◆今月のおすすめ 『英徳金毫』
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大きな葉でゴールデンチップをたくさん含む贅沢な紅茶です。独特のふ
くよかなチョコレートのような香りがあります。春の気配を感じながら、
ゆったりと紅茶の醍醐味を味わってください。

中国茶.com 英徳金毫 紹介ページ(↓)
 http://www.chugoku-cha.com/hong/jinhao.html

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◆コラム 『宜興の茶器』
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わが家では毎日朝は祁門紅茶から始まります。その後はその日のお客様
によって違う中国茶を何種類か味わっています。お店が休みの日でも、
出かけていなければ夕方その日にあった中国茶を選んで楽しんでいます。

うまく入ったお茶を飲むとおいしいと思いますし、おいしいと思ったお
茶は、まるで茶精が体中にまわるようです。気分はすっきりして元気が
出ます。また特に寒い時には手先足先まで温まってほっとします。

おいしいお茶を淹れる秘訣として、まず水とその沸騰のさせ方、お湯の
温度という基本的なポイントがありますが、あとは茶器と茶葉が重要で
す。茶葉を選ぶ時には同じ茶器を使って比べ、反対に茶器を選ぶ時は同
じ茶葉を使って試しています。

良い茶葉を使えばおいしいお茶がはいるはずですが、必ずしもそうはい
かないこともあります。茶器が大きくかかわってきます。茶器を使いこ
なすと、茶の世界が一歩も二歩も深まります。

茶器と茶器の使い方によって、茶葉の持つ味わいをうまく引き出せるか
どうかが決まります。おいしいお茶をいれるには茶壷の中で茶葉がゆっ
たりと開くことがポイントです。

せっかくの良い茶葉でもその葉の特徴がうまくだせないと、そのお茶は
そんな味のお茶だと思ってしまい、おいしくないとか、好きではないと
してしまい、その後味わう機会を失うことにもなりかねません。

茶器も磁器、陶器、耐熱がラス、高級な錫や銀の茶器などいろいろあり
ますが、いれる茶葉の種類によって使い分けます。中国茶にかかわりが
深いのは、磁器では景徳鎮のポットや蓋杯、蓋碗、そして陶器では宜興
の紫砂を原料にした茶壷でしょう。

宣興の茶壷はよく吟味された素材の紫砂で、底、胴、蓋、口、把手を作
り、それを合わせて、1300℃と磁器なみの高温で焼きあげます。良くで
きたものは錫のような高く澄んだ音がします。

紅茶だけの時は景徳鎮のホタルのポットを中心に使ってきましたが、烏
龍茶をお手前でいれる工夫茶器として宜興の紫砂の茶壷に出会ってから
は、そのほどよい重さや厚み、手触りの良さ、細部の鋭さと全体のまろ
やかさ、伝統的な形態などにすっかり魅せられてしまいました。今では
紅茶も、宜興のわりと大ぶりの花崗岩の砂を朱泥に混ぜた粗砂のものを
使っています。

宣興の紫砂の茶壷だけでも実に様々な色、形、大きさがあります。色は、
棗紅、墨緑、紫銅、鉄灰鉛、青蘭などなどなんとも味わいのある自然色で、
なかでも朱泥はそれだけで一つの世界を形作っています。

形も30から50種類あり、扁平、丸、卵、半円、方形、野菜や果物、動物
の形をしたものもあり、大きさも小は100cc前後から大は600cc以上
のものまであります。

宣興では500年以上前から文人のアドバイスで茶壷が作られてきました。
明の時代に煎茶を飲むようになって急激に発達しました。天才的な作家
が出て立派な茶壺を作り、後世の作家がそれを範としてまたすばらしい
茶壷を作ってきました。

中には同じところで同じ素材を使い、同じ作り方で400年500年作
り続けられているモデルもあります。明治時代に日本でも宣興の茶壷を
模して朱泥の急須が作られるようになりました。常滑や万古で今ではす
っかりお馴染みです。

良い茶器は眺めていても愉しめます。ただし、魅せられ過ぎると、中国
各地の博物館にあるようなものが欲しくなり、遂には身上を潰すともい
われますから、用心、用心。


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◆編集後記
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本日はマツダカップの第2戦。初戦は完敗したジュビロと余裕で勝った
鹿島の対決。さて結果は? それにしてもあんな初ゴールを決めてしま
う高原は頼もしい。
                             (KAORU)

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   月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》 2003.02.19発行号
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◇責任編集 森 かおる
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