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月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》
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2003.08.20号
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◆もくじ
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◇今月のおすすめ 『青茶 凍頂烏龍茶』
◇コラム 『蛍の光』
◇編集後記
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◆今月のおすすめ 『青茶 凍頂烏龍茶』
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さわやかな香りとかろやかな味わいの今年の春茶です。この季節には、
心身をすっきりさせてくれるお茶です。
中国茶.com 凍頂烏龍茶紹介ページ(↓)
http://www.chugoku-cha.com/jin/dong_ding.html
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◆コラム 『蛍の光』
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色を調べていて「蛍光色」に出会いました。蛍光とは蛍の光で、どうし
て蛍光色というかというと、暗い夜でも光って見える色だからなのでし
ょう。しかし、どうも蛍光色というのは人工的な色で、自然の蛍の光と
は違うような気がしました。
蛍の光は、見ている人をほっとさせるような、のんびり、まったりとし
た不思議な光です。実際に、蛍の光には人を癒す効果があるという研究
がされているそうです。確かに蛍の光を見るためには、人工の照明が邪
魔をしない真っ暗な闇がなくてはなりませんし、次第に数が減少してい
る昆虫の蛍が生息できる環境というのが、人間にとっても住みやすい環
境だろうと思います。
蛍は腹部先端に発光器を持っていて光っています。他にヤコウチョウや
ホタルイカ、ウミホタルなどが発光器官を持つ動物としてよく知られて
いますし、細菌類やツキヨダケ、ナラタケなどの光る植物もあります。
この光る植物には非常に興味を持っていますが、それはまた別の機会に
しましょう。ちなみに発光器官を持つ魚を夜光魚とか月光魚というそう
ですが、なんと深海魚の約80%は発光器を持ち、それを使って光って
いるそうです。
英語で「蛍光」は fluorescence といって、語源はフローライト(ほた
る石)で、昆虫のホタルではありません。ほたる石という鉱物は知らな
かったのですが、加熱すると蛍光する石だそうで、発色の原因は希土類
元素の混入によるものだそうです。
この発色の原理はテレビのブラウン管に利用されているそうです。また
透明なほたる石を用いて作成されたレンズは、色のにじみが少ない高性
能なレンズで、フローライト・レンズの名で、高級なカメラのレンズや
望遠鏡に使用されているそうです。
このへんになると、知っている人には当たり前のことなのかもしれませ
んが、私は全くわかりません。色のことを知りたいと思って調べている
のですが、そしてとても面白いのですが、つくづくわたしは物理や化学
に弱いことを思い知らされます。ああ、高校生の頃に色に興味をもって
いたら、もっと楽しく勉強できたのかもしれないのに・・・
英語でも、firefly yellow(ホタル)という黄色がありますので、やは
り、蛍の光と蛍光色は別物としているのではないかと思います。
長い梅雨がやっと開けたと思ったのに、今年は冷夏で、太陽いっぱいの
暑さがほとんどなく、夏らしくありません。夏の代表的な花の向日葵も、
なんだか元気がなくて淋しい感じです。黄色の花を咲かせる南瓜や胡瓜
などの夏野菜にも、日照時間が少なくて影響が出てきているようです。
連日の猛暑で夏バテということは、涼しいからありませんが、とはいえ、
雨が降ったり、どんよりと曇った毎日ですと、やはり体がだるくて鬱々
とした気分になってしまいます。そんなときにはカレーの出番です。
もともと家族揃ってカレー好きですのでよく食べていますが、この夏は、
食べて本当に元気になる効果があると、改めて感心しています。カレー
がおいしいのは、その辛さにもよりますが、香辛料のターメリックの色、
真黄色が、食欲を刺激しているからです。
黄色は胃腸の消化促進機能も活発にしますので、疲れた時やストレス解
消に、バナナやトウモロコシなどの黄色い食べ物は役に立ちます。レモ
ンもいいですね。夏の食欲のない時に、その香りと酸っぱさで刺激して
さわやかにしてくれます。レモンはきりっとして冷たい黄色です。オレ
ンジや蜜柑は黄色というよりは橙色で、暖かい感じがするので寒い時に
効きそうです。
同じ黄色の花でも、季節によって受ける印象が違います。春の菜の花や
蒲公英は、暖かい黄色に感じます。夏の向日葵は暑い感じの黄色です。
水仙の花も黄色ですが、早春に咲くので、きりっとした寒さを感じます。
光があって色が見えるのですが、太陽の自然光と電球や蛍光灯などの人
工の光では、色の見え方が変わってきます。電球では自然光で見るより
も物が赤みがかって見え、逆に蛍光灯では、赤やオレンジ系の色が少し
くすんで見えるのだそうです。明かりそのものの色も、電球は橙色で暖
かい感じがしますが、蛍光灯は白っぽい色で寒い感じがします。
さきほどから、暖かい色とか寒い色とか言っていますが、なんと色温度
というものがあるのです。そして意外にも、色だけの印象とはまるで反
対なのですが、赤は色温度が低く、青は色温度が高いのです。赤はろう
そくの光などで、約2000K(ケルビン)、青は、晴天の空などで、
約10000Kだそうです。
白熱電球の色温度は2856K 、時刻や天候によって変化する太陽光の
色温度は、6504Kと6774Kが標準になっているそうです。こうい
う例を出されると、理解しているのかどうか怪しいのですが、なんとな
く色温度ってわかるような気がしました。
黄色でまず私が思い浮かべたものは、秋の光を受けて輝く稲穂です。稲
は本当に暖かい豊穣の象徴で、黄色というよりは黄金色です。イネとい
えば、私は知らなかったのですが、日本の伝統の黄色に「刈安(かりやす)」
があります。薄に似たイネ科の植物で、茎や葉を干して黄色の染料を作
るそうです。代表的な昔の黄色の染料で、刈り取りやすいのでこの名が
つけられたといいます。
はじめて「刈安」という色に出会ったとき、なんとかろやかな響きの色
だろう、さぞや淡い薄い黄色だろう、と思ったのですが、色見本で見る
限りでは、とてもはっきりした黄色でした。意外でしたが、あとで黄八
丈の黄色だとわかり、なるほどと納得しました。
あと「鳥の子色」という、黄色の日本の色名があるのですが、鳥の子を、
うかつにも私はひよこのことかと思ったのですが、ではなくて、卵のこ
とで、しかも、鳥の子色とは卵の黄身の色ではなく、卵の殻の色だそう
です。とくに鶏の卵の殻の色をいうそうですが、これこそ、薄く、淡い、
こわれそうな黄色ですね。
でもいま、残念ながら、「卵の殻の色は何色ですか?」ときかれたら、
「白」と答える人がほとんどではないでしょうか? 「鳥の子色」は産
みたての卵の殻を持ったことのある人でないと、想像できないかもしれ
ません。
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◆編集後記
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Jリーグのセカンドステージがはじまりました。今夜は代表のナイジェリ
ア戦もありました。ジーコジャパン、ホーム初勝利おめでとう! FWが
点を取るのはいい!
(KAORU)
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月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》 2002.08.20発行号
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