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月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》
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2005.11.06号
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◆もくじ
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◇今月のおすすめ 『青茶 白芽奇蘭』
◇コラム 『走れ!乗鞍!』
◇編集後記
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◆今月のおすすめ 『青茶 白芽奇蘭』
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秋はゆっくりと過ぎていきます。空気は冷たくなっていきますが、熱い
お茶がおいしくなります。奇蘭はとても飲みやすい、香りも味もいい烏
龍茶です。お楽しみください。
中国茶.com 白芽奇蘭紹介ページ(↓)
http://www.chugoku-cha.com/jin/baiya_jilan.html
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◆コラム 『走れ!乗鞍!』
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9月と10月のカレンダーの写真は長野県の乗鞍高原でした。高原と
いっても原っぱではありません。秋の森林です。針葉樹は白檜曽(しら
びそ)でしょうか、かなりまとまった濃い緑の森になっています。
前中央には少し茶のかかった黄金色の岳樺(だけかんば)と、白い幹に
みごとに黄葉した白樺(しらかんば)が立ち、そこから帯のように黄葉
がつながっています。向こう奥には、少し雪をかぶったなだらかな山々
が見えます。
鮮やかにまっ赤になった七竃(ななかまど)の木が一本あり、それはみ
ごとな紅葉なのですが、ここでは黄葉を引き立てる役割のようです。白
樺の黄葉に圧倒されます。きらきらと輝き、すばらしい樹林です。
さて、向こうに見えるなだらかな山々は、3つの頂上が写っていますが、
名前がわかりません。残念ながら登山もスキーもしない私は、こんな山
だらけのところで、山の形から名前を言えといわれても、全くわかりま
せん。
乗鞍高原というタイトルがついているだけややこしく、乗鞍岳かもしれ
ない、と思いつつも、頂上がたくさんあって、どれが乗鞍岳なのかわか
りません。この写真がどこから撮られているのかもわからないので、見
当のつけようがなく、本当に困りました。
いろいろ山の写真を調べて、なんとすべて乗鞍岳だとわかりました。恥
ずかしいことに、私は乗鞍岳は一つの山だと思っていたのです。剣ヶ峰
を主峰とする23の峰の連なる山々でした。
乗鞍岳という名前は、山のなだらさが馬の鞍に似ていることからつけら
れたといわれます。いいですね。山を鞍に見てまたがるなんて、さぞ気
持ちいいことでしょう。乗ってみたいですね! しかし、乗鞍にまたが
るなんて、なんと私は大女でしょう!
この季節、ヘリコプターで空から撮った紅葉や初冠雪の富士山などの写
真はきれいです。乗鞍にまたがって地上を見下ろせば、山の紅葉が、草
もみじを見ているように見えるのでしょうか?
えーと、乗鞍岳にまたがるというと、何岳と何岳のあいだに乗るのでしょ
うか? 剣ヶ峰が前側ですか? どこを眺めることになるのでしょう?
走れ!乗鞍! うーん、どうも、この馬は走ってくれそうにありません。
山登りをしなくても、高原は楽しめそうです。乗鞍高原には美しい白樺
林があるそうです。白樺林というと高原のイメージにぴったりですが、
少し弱々しい感じもします。ところがこのこのカレンダーの黄葉の白樺
林は、地面から見上げる並木や林と違い、林をかなり上の方から写して
いるせいか、たくましく見えます。
森は豊かで、静かそうです。しかし、いつも思いますが、このカレンダー
の写真には、全然人も人家も写っていません。こんないい所なら行って
みたいと思います。乗鞍高原だったら、ここから頑張って日帰りで行け
ないことはなく、そして、なによりも標高が違うから、その冷たいきれ
いな空気が吸えるでしょう。
桜や紅葉に限らず、季節の自然を求めて多くの人が集まります。きっと
地上の高原は混んでいるでしょう。ただ、写真家がいかにうまく撮って
いるかを考えた上でも、紅葉のシーズンに、こんな写真が撮れる時間も
あるんだ、と変に感心もしています。
最初にこの写真を見たときは、まだ残暑きびしく、真夏の沖縄の海から
一気に紅葉の山景色になり、季節の変わりに追いついていけなく、「え、
もう秋!」と、びっくりしました。しかし、気温が下がりはじめ、長袖
やカーディガンになってきたら、林の黄色の濃さに見とれるようになり
ました。
こんなに黄色が好きだったわけではないのです。ずっと春の新緑の美し
さが、若葉が好きでした。しかし、この春からちょっとちがいます。ホ
ワイトデーに缶入りのチョコレートをいただいたのですが、その缶には、
銀葉アカシアでしょうか、黄色の花がいっぱい描かれていました。
花は満開を過ぎたのではないかと思うくらい豊かです。薄い緑色の小さ
な葉の枝がちりばめられ、頭と羽が黄緑でオレンジ色のおなかの小鳥が
あちこちの枝にいます。缶が明るく楽しい黄色の世界になっています。
まだ外は寒い時期でしたが、その黄色で子どものように「春が来た!」
とわくわくしました。ふだんの自分と違う、軽くどきどきする意外な反
応に、大変驚きました。チョコレートを食べ終わっても捨てられず、し
あわせの缶として、ずっと席の側の小棚に置いてあります。
今、光を浴びて美しい黄葉に見とれています。「秋が来た!」と感激し
たわけではありません。この黄金色は何の色でしょう? 枯れて消えて
しまうものの輝きです。乾いて、落ち着いて、暖かく、救われる黄色です。
よくわかりませんが、自分ではない、誰か他の人のしあわせのような感
じがします。そしてそれが間接的に私のしあわせになるような。
これまでは、秋が来て紅葉し、そして散っていく葉っぱを見ても、また
来年も緑が来るさ、と思ってきました。裸になった木々のかたちが好き
でした。ところが、今年は、別に悲しくもなりませんが、この黄葉は今
年限りのものだと感じています。
もちろんこのカレンダーの写真は、去年の秋か、ひょっとしたら一昨年
の秋かもしれません。それでもいいのです。これから先、私はこの秋の
黄色の輝きを、いとおしんでいくことでしょう。これを年をとるという
のでしょうか?
秋の深まるにつれて、乗鞍高原は、赤や、橙、黄色がもっと濃くなって
きました。空の青さに黄金色が燃えています。そして、もうじき葉が落
ちそうです。
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◆編集後記
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ナビスコ杯はジェフ千葉が初めてとりました。おめでとう! Jリーグも
試合数は残り少なく、上位争いは混戦です。最後の最後まで、応援して
いるチームのがんばりを期待します。
(KAORU)
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月刊 茶 茶 茶 《さ・て・ちゃ》 2005.11.06発行号
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